コロナウィルスとラマダーン
はじめに
8時間連続ノックで
日本語を2日間教えていて、
ヘトヘトになってしまった
とぅふぁーはです🍎
ずっと気になってソワソワしていた🍎
その理由は、、、
ということです!
ラマダーンとは?
ラマダーンって何?という方は以下のページへ
モスク(マスジド)に行くんです。
この時期にヒジュラと呼ばれる巡礼に
サウジアラビアにあるマッカ(メッカ)まで
行くのです。
もしこれをやってしまった場合には、
多くの人と接触したり、
世界中から一つの場所に
多く集まってしまうわけです。
それでは現在に状況は
どうなっているのでしょう?
コロナとラマダーン
昨年までの写真と比較して、
今年のラマダーン月の状況を
見ていきたいと
思います。
まずは、サウジアラビアのジッダの
カーバ神殿から。
普通は、この時期は特に
訪れるのですが、
いつもの光景がこちら↓
これが、今回のカーバの中はこちら↓
本当に同じ場所ですか?と
思わず目を疑ってしまいますね😅
普段は巡礼者が多すぎて、人が溢れて、
巡礼中に死者まで出てしまうという
命がけの巡礼を行なっている
ムスリムたちですが、
今年はコロナの感染拡大防止のため、
立ち入り禁止政策を取り、
このような形になりました。
素晴らしく徹底しています。
マスジドを清掃される方々も
ちゃんと防護服を着て、
お祈りをしています。
本当に、この信仰心には
脱帽です😭
素敵すぎます✨
おうちでラマダーンしようプロジェクト
ラマダーン月開始前から
おうちでラマダーンをしようという
政策もとられて
かなり頑張っていました。
各テレビ局がこぞって、
رمضان في المنزل
Ramadan at home
といって、かなり放送していました。
ちゃんと読もうとか、
子供たちにクルアーン教えようとか
そのようなプロモートをしています。
お祈りの工夫
そうとは言っても、毎年この1ヶ月、
特に真摯に向き合います。
そのため、とっても大事な時期なのは
いうまでもありません。
各国や各地域のモスクで
さまざまな工夫をしています。
たとえば、
オンライン礼拝
イマーム(ざっくりいうとクルアーンを詠みあげるモスクで最も偉い人)の様子をオンラインで
中継し、おうちで礼拝を行うことや、
地域によってはお祈りを外で行い、
間隔をあけて礼拝をしたりするなど
しています。
サウジアラビアでは、
ムスリムにとって最も大切な
モスクでに金曜礼拝を取りやめ、
家で行うよう、注意喚起していました。
まとめ
世界中を苦しめるコロナウィルス。
世界での感染者約20万人以上。
世界中にいる約18億人のムスリムたち。
ムスリムにとって大切な行事にも関わらず、
非常時に節度ある意識を持てる
ムスリムたちを本当に尊敬しています。
心の底から本当に素晴らしいなあと思いました。
それでは、
「わたしたちにできることって何か?」
改めて考えてみると、
それは家にいること。
家にいれば基本マスクもいらないはず。
ちょっとの我慢が
誰かのためになると思います。
普段できないことをやったり、
工夫をして、
やりたいことを最大限にやれるよう
努力することが大切だと
改めて感じました。
次回もお楽しみに!
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#ぶんか
#おうちにいよう
#いすらーむ
#らまだーん